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株式・仮想通貨投資、効率的なポイント獲得で奮闘

QR決済で大幅還元する狙い

こんばんは!rocky4です。

 

ここ最近、paypayやLine payや楽天payなどが大幅還元して、ユーザーの獲得を狙っていますよね。昨年末にpaypayは2割還元で総額100億円の還元を行いましたが、こんなに大盤振る舞いして大丈夫なんだろうかと思っちゃいますよね。

 

これは中国でアリババとテンセントがユーザー獲得で行った方法と同じみたいです。

中国の先例からすると、狙いは三つあると考えられます。

 

一つ目は、手数料収入で儲けることです。日本の消費額は250兆円くらいで、政府はその40%をキャッシュレスにする目標を挙げています。つまり、100兆円がキャッシュレス決済になります。もし、手数料を1%取るとすると1兆円の市場が生まれます。paypayやLine payなどはお店に導入してもらうため、現在は手数料を取っていませんが、ある程度勝負がついた際には、手数料をとると思われます。

 

二つ目は、ユーザーのリアル店舗での購買データが得られるということです。それぞれのユーザーの趣味嗜好が得られますので、それぞれのユーザーにより合った広告を打てるようになり、広告収入が得られるようになります。

 

三つ目は、金融商品を直接提供できるようになることです。決済アプリでお金を融資したり、投資商品を購入できるようにすることです。楽天やドコモ、auなど決済アプリをやっているところは、ネット銀行や証券会社と提携する流れとなっています。実際に、中国ではアリババなどが銀行を通さずに、融資したり投資商品を売るシステムを作ってしまったため、中国の銀行の儲けが奪われたみたいです。これを受けて、日本のメガバンクも、儲けを奪われないように決済アプリに参入してきています。

 

これだけのメリットがあると100億円還元などしてもユーザーを確保する旨味があるように思われます。今現在、多くの決済アプリが乱立していますが、恐らくこの2-3年で勝負がつくと思われます。私は、ソフトバンクグループと楽天の株主でありますので、paypayと楽天payの勝ち残りを応援したいと思います。